愛知県立三好高等学校ラグビー部

昨日、豊田運動公園にて行われた高等学校ラグビーフットボール大会愛知県予選準決勝の結果をご報告します。

vs春日丘
前半 7:20
後半 7:28
合計 14:48

「俺たちは挑戦者だ。何も失うものはない。」
立ちはだかる相手は愛知県王者。
ミーティングの時から、今までとはまるで違う緊張感が漂っていました。
まだ試合は開始していないにもかかわらず、グラウンドに響き渡る三好の応援団による歓声。
暖かな雰囲気の中、入場していく選手の後ろ姿が今まで以上にたくましく見えました。
試合が開始されてから、時が経つのが早すぎて何が起こったのかあまり思い出せません。
申し訳ありません。
点数を重ねられても、厳しい状況になっても「やばい。今ほんとに楽しい。」「俺もっとぶち当たりたい！」と、笑ってグラウンドに立ちプレーを続ける選手達が誇らしかった。
結果は14:48。やっぱり強かった。
でもきっとこの2トライ2ゴールはみんなにとって本当に大きいものになったんじゃないかな。

2年生、1年生。
自由奔放な先輩達だったから心配になることも多かったと思う。それでも必死について来てくれて、サポートしてくれて、一緒に戦ってくれてありがとう。
「花園予選決勝出場」
来年、絶対に叶えてね。私たちを超えてください。そして三好ラグビーを全国に広めてほしい。報われない努力なんか絶対にない。あなた達が一年を振り返った時、「やりきった。もう悔いはない」と笑顔で言えるように…。そう願っています。
そして、誰よりも応援しています。

3年生。
3年生は個性が強すぎるし、その上恥ずかしがり屋が多いから思うように気持ちが伝わらなくて大変だったね。私たちの代になった当初はこの先どうなるのか…こんなんで本当に一年やっていけるのか…と正直不安だらけでした。
でも最後はみんなの思いも一つになってとんでもない力を見せてくれたね。みんなの闘う姿が、みんなのことを応援する歓声がわたしの心にに焼き付いています。
たくさんの感動をありがとう。
たくさんの勇気をありがとう。
ここまで連れてきてくれてありがとう。
私の願いをたくさん叶えてくれてありがとう。
何回ありがとうと伝えても伝えきれないです。
みんなのすぐそばで一緒に戦えて幸せでした。
チーム貴田のマネージャーになれて幸せでした。

長いようで短かった3年間も、もう終わり。
みんなにとってどんな3年間だったかな。

三好ラグビー部の一員になって約2年。
テーピングもメディカルもウォーターもスコアも…他にもたくさんいろんなことを経験して、とても濃い毎日を送ることができました。
グラウンドにでるといつもいつも、
「真友菜」「真友菜ちゃん」「真友菜さん」
って笑ってたくさん話しかけて頼ってくれるみんなが本当に可愛くて仕方なかった…。
支える立場の私がいつもみんなに支えられていました。
誰かのために頑張ることの素晴らしさを知りました。
楽しかったことや、嬉しかったこともはもちろん、辛く、苦しい時も悩む時間も心から幸せに思えました。
やめたいなんて一度も思わなかった。
もっと早く出会いたかった。
三好ラグビーは私の高校生活そのものでした。

私に夢を与えてくれた三好ラグビー部。
またいつか必ず恩返しします。

この1年、私たちを支え、応援してくださった、岳先生、樋口先生、桑田先生、東園先生をはじめとする先生方、父母会、OB、三好応援団の皆様、本当にありがとうございました。
私たちチーム貴田はここで終わりとなりましたが、三好ラグビーはまだまだ続きます。
引き続き暖かい応援とご支援のほどよろしくお願いいたします。

本当にお疲れ様でした。

たくさんの愛と感謝の気持ちをを込めて。
2016.11.12 引退
チーム貴田マネージャー
松本真友菜